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米子 大山 境港 観光ガイド

米子は、鳥取県の西部に位置し、トライアスロンの発祥の地としても知られています。このエリアには、日本最大級の「石見銀山」と国の史跡に指定された「米子城」があります。

石見銀山は、戦国時代後期から1943年まで稼働していた、日本最大の銀山です。最盛期には世界の銀の約3分の1がこの銀山から産出されたと言われています。石見銀山には歴史的な建造物が多く残り、その価値から古くから文化財に指定されています。

2007年には世界遺産にも登録され、周辺では四季折々の美しい自然も楽しめます。訪れる観光客には、アキチョウジの紫色の筒状の花や、伝統的な薬草として使われてきたゲンノショウコの美しいピンク色の花などが魅力です。

米子城は、1470年頃に築かれた歴史ある城で、現在は天守閣などの建造物は存在しませんが、石垣などの史跡が大切に保護されています。城の周辺には、加茂川沿いに広がる古い商家や白壁の町並みがあり、多くの観光客が訪れる人気の観光地となっています。

境港は、中国地方の北部、鳥取県の西部に位置し、美しい弓ヶ浜半島が広がるエリアです。ここには、TVのCMで一時話題になった「江島大橋」と「夢みなとタワー」など、注目の見どころがあります。

江島大橋は、境港と松江を結ぶ橋で、船舶の通行に対応するために非常に急な勾配がつけられています。その急勾配は、CGではないかと疑われるほど驚くべきもので、橋には歩道が備えられており、高い位置からの素晴らしい景色を楽しむことができます。このため、江島大橋は観光客に人気のスポットとなっています。

夢みなとタワーは、夢みなと公園内にそびえる高さ43mのタワーで、360度のパノラマを楽しむことができる人気の展望スポットです。タワーからは、島根半島、境港市街地、そして美しい弓ヶ浜半島の景色を一望できます。

また、タワーの近くには温泉施設もあり、多くの人々が市内外から訪れる場所として知られています。四季折々にさまざまなイベントも開催され、境港訪問時には必見のスポットです。

米子 大山 境港のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

とっとり花回廊

日本最大級のフラワーパークで、一年中楽しめる花々

国立公園大山の麓にある国内最大級のフラワーパークで、美しい花々が一年中楽しめる観光スポットです。広大な敷地には、多種多様な花々が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。 直径50メートル、高さ21メートルの大温室フラワードームや1周1km地上25メートルの展望回廊などがあり、季節や天候に関わらず一年中、あたり一面に咲き香る国内外の花々が観賞できます。 とっとり花回廊は、自然の美しさと花々の魅力を存分に楽しめるスポットです。家族連れやカップル、友人同士での訪問にも最適です。四季折々の花々に囲まれながら、癒しのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。...»

水木しげるロード

妖しく楽しい妖怪との出会い

境港駅から水木しげる記念館までの約800メートルの道路沿いに、鬼太郎をはじめとする177体もの妖怪のブロンズ像が並ぶストリートです。 妖怪にちなんだ食べ物やグッズのお店もたくさんあり、さらに毎日妖怪の着ぐるみたちも姿を現します。 さらに、スタンプラリーや特製シールのプレゼントもあり、妖しく潜んでいる妖怪探しの楽しみが広がっています。昼間も夜も、水木しげるロードで妖怪たちとの出会いをお楽しみください。...»

大山まきば みるくの里

一日に4500本も売れる特製ソフトクリーム

大山まきば みるくの里は、鳥取県にある自然豊かな牧場です。レストラン、バーベキューキャビン、体験工房があり、新鮮な牛乳を使用したさまざまな乳製品を楽しむことができます。 雄大な大山を背景に、約100頭の乳牛が放牧されています。牧場の広々とした敷地には、のどかな風景が広がり、芝生広場で食べるしぼりたての生乳を使った名物ソフトクリームの味は格別です。 牧場内のショップ・ミルク工房では、新鮮な牛乳、ヨーグルト、チーズ、アイスクリームトなどの乳製品を販売しています。また、アイスクリーム作り体験やバター作り体験などのイベントも開催されています。 動物ふれあい広場では、ヤギや羊、うさぎなどの動物と触...»

大神山神社

自然石の石畳としては日本一の長さ

大神山神社は、大山を神体山として祀る神社です。平安時代には修験道場として著名な山でしたが、積雪による祭事への支障を解消するために、麓に冬宮が設けられました。その後、明治維新の神仏分離令によって大山寺は廃され、奥宮となった現在の社殿は「夏宮」と呼ばれるようになりました。 奥宮の社殿は壮大で、権現造の社殿としては日本一の規模を誇り、重要文化財に指定されています。また、大山寺から続く約700メートルの参道も、自然石の石畳としては日本一の長さを持ちます。...»

植田正治写真美術館

鳥取が誇る写真芸術の殿堂

鳥取県出身の写真家、植田正治の作品12,000点を展示・収蔵する写真美術館です。建物自体もアートとして楽しめます。 館内では、植田正治が生涯に撮影した膨大な作品が公開されています。2階にはカメラの内部にいるような感覚が体験できる映像展示室があります。この展示室は、カメラ・オブスキュラを模したもので、総重量625kgもの超大型レンズが使用されています。...»

米子城

空、山、海、街、全部が一望できる

国史跡である米子城跡は、城の建物は残っていませんが、石垣や礎石などが当時の城郭の形態をよく保存しており、その構造を知ることができる貴重な遺跡です。また、米子城に関する文献や絵図資料も数多く、良好な状態で伝えられています。歴史 慶長6年(1601年)、伯耆国の城主として中村一忠が米子へ移ってきた際、まず米子城の築城に取りかかりました。すでに天正19年(1591年)に吉川広家によって四重の天守が建てられていましたが、一忠はさらに五重の大天守を建設し、米子城は山陰一の名城となりました。しかし、明治の初めにわずかな金銭で売却され、現在は石垣しか残っていません。景観と利用 米子城跡の山頂からは、国立...»

皆生温泉

鳥取県屈指のリゾート地

皆生温泉は、日本海に面した松林の中に位置し、近代的なホテルや数寄屋造りの旅館が建ち並ぶリゾート地です。遠くには島根半島が広がり、東には壮大な大山がそびえます。 「米子の奥座」、「山陰の熱海」とも呼ばれる皆生温泉は、「日本の渚100選」、「日本の白砂青松100選」、「日本の夕陽・朝日100選」、「都市景観100選」、「日本の水浴場88選」に選定されています。目の前の白い砂浜は夏には海水浴場として賑わい、日本で初めて開催されたトライアスロン大会「全日本トライアスロン皆生大会」も行われます。 周辺には無料の足湯や日帰り入浴施設、温水プール、テニスコート、ゲートボール場などもあり、観光客に人気です...»

妖怪神社

妖怪パワーで困りごと解決!?

全国にはない独特な「妖力」で様々なご利益を授ける神社で、困ったときの神頼みならぬ妖怪頼み。177体もの妖怪ブロンズ像が並ぶ水木しげるロードにあり、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の世界観で作られています。...»

角盤山 大山寺

鳥取県を代表する霊場

伯耆大山の中腹にある古刹で、日本の重要な仏教寺院の一つです。中国三十三観音第二十九番札所としても知られ、古くから信仰を集めてきた霊場です。平安時代には修験道場として著名で、多くの修行者や信者が訪れる場所となっていました。 山号は角磐山、本尊は地蔵菩薩です。重要文化財に指定された阿弥陀堂は、天文21年(1552年)に建立されたものです。...»

大山桝水高原 天空リフト

絶景とロマンチックな空中散歩

標高900メートルの山頂展望台まで約8分かけて登るリフトで、ゆっくりと絶景を楽しむ空中散歩が楽しめます。頂上の展望台からは、日本海、弓ヶ浜半島、島根半島が一望できます。 その壮大な景色から、プロポーズに最適なロマンチックなスポットとして「恋人の聖地」にも認定されています。ここに訪れたカップルが、桝水高原から隠岐の島を見ることができると幸せになれるという伝説もあります。 春には雪解け水が流れ、若葉が芽吹く頃から4月から運行を開始し、夏にはエメラルドグリーンの山々、秋には金色に輝くススキの紅葉シーズンまで、11月中旬頃まで運行しています。散歩中には、さまざまな山野草や蝶が出迎えてくれます。 ...»

夢みなとタワー

鳥取の絶景スポット

夢みなと公園のシンボルである夢みなとタワーは、高さ43メートルの展望室から360度の大パノラマを楽しむことができます。 タワーは、全高43メートル、展望37メートルで、全日本タワー協議会加盟のタワーの中で日本一低いタワーです。しかしながら展望室からはその高さ以上に日本海を臨む360度のパノラマが広がります。 日本海の遥か彼方の水平線に浮かぶようにそびえる国立公園大山をはじめ、美保湾から島根半島、境水道大橋、弓ヶ浜、中海、米子市街、皆生温泉まで一望できます。 クリスマスシーズンのライトアップや年末年始など、季節ごとに装飾が変わるため、訪れるたびに新しい景色が楽しめます。 夢みなと公園 ...»

ゲゲゲの妖怪楽園

鬼太郎ファミリーと妖怪の世界で遊ん

鳥取県境港市の漫画家・水木しげるが描く妖怪の世界観をテーマとした観光名所の水木しげるロードにある「水木しげる記念館」に隣接して開園したテーマパークです。約4メートルの巨大ゲート潜り楽園入ると、鬼太郎ファミリーの妖怪たちが、勢ぞろいして出迎えてくれます(入園無料)。 園内の縁日小屋では、なつかしい射的やスマートボールで遊んで頂けます。店内ではオリジナルのお土産、妖怪おでん缶のほか、妖怪茶屋でのかわいい妖怪が描かれた妖怪ラテが人気です。...»

いただき

昔の人の知恵と歴史が詰まった、懐かしい故郷の味

鳥取県境港市の郷土料理で、油揚げの中にお米や野菜を入れ炊き込んだもの。一見いなりずしのようだが作り方は全く異なる、弓ヶ浜の代表的な郷土料理であり、「ののこ」とも言われる。昔は、何か特別な行事があった時などに各家庭で作られ、近所に振舞われた。まだお米が貴重だった時代には大変なご馳走とされ、近所の方の「もらう」ではなく「頂く」という感謝の気持ちがそのまま、この「いただき」という名称になったと言われる。 「いただき」は、大きな油揚げの中に生の米と野菜を詰め、だし汁で炊き上げる郷土料理です。この料理は古くから伝わり、明治中期頃には境港市にあるお寺の住職が福井県のお寺で精進料理として提供された油あげを...»

かに汁

冬の味覚の王様「松葉がに」で作る贅沢な味噌汁

「セイコ蟹」と呼ばれる松葉ガニのメスを使って作る贅沢な味噌汁です。メス蟹を使う理由は、メス蟹が持つ卵の独特のうまみが味噌汁に適しているためです。松葉ガニの漁獲高で日本有数の境港で、漁師料理として作られたのが発祥とされています。 蟹が旬を迎える11月から1月にかけて開催される各種イベントでは、かに汁が看板メニューとして登場し、アツアツのかに汁を求めて長い行列ができることもあります。冬の日常的な家庭料理としても愛され、鳥取県が誇る季節のご当地汁です。...»

大山おこわ

山菜をメインに野菜をたっぷり使った素朴なおこわ

大山おこわは、大山山麓の食材を使用した素朴な醤油味のおこわで、西部地域の郷土料理です。その昔、僧侶が食べていたおこわを復刻したものです。 100%もち米を使用し、大山で摘む山菜をメインに、栗、人参、ゴボウなどの野菜をたっぷりと使った五目おこわです。地域によっては「深山おこわ」とも呼ばれています。 JR米子駅の駅弁としても人気があり、地元を代表する名物料理として定着しています。 国立公園大山の山麓(特に大山町)の地名をとって「大山おこわ」と名付けられました。それ以前は「汗入おこわ」と呼ばれ、氏神様の例祭やその他の祭事に欠かせない家庭料理でした。 主な伝承地域:西部地域主な使用食材:もち米...»

いわし団子

新鮮ないわしを使った、昔ながらの庶民の味

県西部の弓ヶ浜半島にある境港をはじめ、鳥取県内の漁港では、4月から5月にかけていわし漁が最盛期を迎えます。水揚げされた新鮮ないわしを使った昔ながらの庶民の味が「いわし団子」です。 片栗粉などのつなぎを使わなくても、いわしの身だけで十分に粘りが出ます。風味豊か: 炭酸が魚のアクを抑え、生臭みを消してくれるため、ふんわりとした口当たりの良い団子が楽しめます。 主な伝承地域:中部地域、弓ヶ浜半島主な使用食材:イワシ、ごぼう、木の芽...»

大山百歳食

大自然の豊かな恵みが豊富な「大山」の旬の食材を活かした長寿食

鳥取県大山町は、日本海から大山山頂を含むまさに海抜0mから1709mまで海と山の双方の恵みをたっぷりといただいた、自然豊かな立地にある。日本海の「海の幸」、大山の「山の幸」、すそ野に広がる農地から「里の幸」を活かし、健康と長寿を願って創られたのが「大山百歳食」。食文化研究家 永山久夫氏監修のもとに開発された、大山の新しい郷土料理である。大山寺周辺の旅館が創意工夫を凝らし、体に良いバランスのとれた料理を提供している。旅館によって食材や内容は異なるので、それぞれの味を食べ比べてみては。...»

さばずし(鳥取県)

鳥取は「発酵寿司」と「棒寿司」の二種類

さばずしは、千代川上流域の正月料理として作られる発酵ずしです。魚、飯、塩の基本材料に糀が加わった改良型ナレ寿司です。もともとは、この川で獲れるアユを漬け込んでいましたが、アユが獲れなくなってからは、海魚に変わり、サバやシイラが漬けられるようになりました。 サバは半身におろし、シイラは大ぶりの切り身にし、やや辛めに塩出ししてから使います。人肌に冷ました飯と等量の糀を混ぜ、これと魚を交互に重ね、落し蓋と重石を置き、約二ヵ月ほどで糀の甘味が効き出します。他にも、新鮮なサバを使った棒寿司のさばずしもあります。...»

白ねぎ鍋

メインディッシュは白ねぎ!驚く味わい深さの白ねぎ鍋

鳥取県名産の白ねぎが主役の鍋料理。「白ねぎ将軍鍋」の名でも知られる。土鍋に昆布とカツオでとった出汁を醤油やみりんで調え、しゃぶしゃぶの要領で白ねぎを出汁に浸し食べる。秋から冬にかけてが旬の白ねぎの、強い甘みとシャクシャクとした絶妙な歯触りが楽しめる。この鍋の欠かせない脇役はつけダレ。葉ねぎをハマチなどの青身魚の刺身とともに細かく刻み、薬味としてポン酢やごまダレと絡める。白ねぎと刺身の見事な調和が堪能できる。「白ねぎ料理の店」認定マークを目印に、市内各地で食べられる。...»

かにトロ丼

熟成させたカニの身をたっぷり使った丼ぶり

独自の製法でかに身を熟成させた「かにトロ」は、まぐろのトロのようなとろける食感と、濃厚な旨味が特徴です。かにトロ丼は、「かにトロ」をたっぷり使った贅沢な丼ぶりです。長芋とオリジナルのタレが味を更に深めています。 日本海の新鮮な魚介類をはじめ、山陰地方の銘菓や特産品まで幅広く取り揃えた鳥取県境港市にある大型の海鮮市場「大漁市場なかうら」に隣接するシーフードレストラン「御食事処 弓ヶ浜」にて提供しています。...»

鳥取県産 松葉ガニ

冬の味覚の王様ともいわれる最高級カニ

松葉ガニはズワイガニのブランド名で、兵庫県、京都府の日本海側、そして鳥取県で水揚げされた雄ガニを指します。漁期は11月6日から翌年の3月20日までと決まっており、この期間は但馬の旬の味覚として多くの人々に愛されています。 例えば、「柴山ガニ」や「香住松葉ガニ」など、松葉ガニは漁港ごとにタグを付けてブランド化されており、そのために遠方から観光客が訪れるほど人気です。解禁日を心待ちにしている人も多くいます。 カニ刺し、茹でガニ、焼きガニなど、シンプルな調理法で甘く身の詰まったカニ本来の味を堪能できるのでおすすめです。 旬:11月、12月、1月、2月、3月...»

モサエビ

地元でしか味わえない鳥取自慢の幻のエビ

モサエビ(正式名:クロザコエビ)は、9月から5月にかけて日本海の沖合いで水揚げされます。特に卵を抱えている3月から5月が最もおいしい季節です。地元では「モサエビ」や「ドロエビ」と呼ばれており、海から揚がったばかりのモサエビはきれいな桜色をしていますが、劣化が早く、みるみる黒ずんでしまうため、遠くへ出荷されることが少なく、地元でしか味わえない貴重なエビです。 その濃厚な甘味とプリプリとした食感は、アマエビ以上とも言われ、「幻のエビ」として知られています。しゃぶしゃぶにしたり焼いたりする際には、中身がまだ生のレア状態で食べるのがおすすめです。 旬:9月~5月 鳥取県で「モサエビ」と呼ばれるエ...»

鳥取県産 紅ズワイガニ

漁期は秋から春。甘みがあり、水分の多いカニ

境港の紅ズワイガニは、そのまま漁港で塩茹でにされたり冷凍されて全国に出荷されています。その高い水揚げ量から、加工用の原料としても活用され、市販の冷凍カニクリームコロッケやカニちらし寿司など、多くのカニ肉を使用する食品に境港の紅ズワイガニが使われています。そのため、多くの人にとってはもっとも馴染みのあるカニの味の一つです。 同じ港で揚がるズワイガニとは異なりますが、地元の人や漁業関係者以外にはその違いに気づかないこともあるので注意が必要です。紅ズワイガニの身は甘みがあり、水分が多いのが特徴です。保存中に水分が抜けて身が少なくなることを避けるため、甲羅を下にして保存します。境港では、水揚げされた...»

ばばちゃん(タナカゲンゲ)

老獪な見かけによらず淡白で美味しい人気の魚

「ばばあ」や「ばばちゃん」と呼ばれるタナカゲンゲは、水深300~500mの日本海に生息する、雪が降る季節に獲れる深海魚です。山陰の3大珍味の一つとして全国的に有名で、鍋はもちろん、刺し身や煮付けなどさまざまな料理で楽しめます。味は鱈のように淡白で、プリプリとした歯触りが特徴です。 昔はその姿形から市場に出回ることはなく、漁師たちが祝い膳に使っていた魚でしたが、その美味しさから一般にも急速に愛好者が増えました。名前の由来は定かではありませんが、顔がしわくちゃでお婆さんの顔に似ているため、漁師仲間の間で「ばばあ」と呼ばれるようになったと言われています。最近ではイメージを良くするため「ばばちゃん」...»

ハタハタ(シロハタ)

煮付けて家庭料理や一夜干しをあぶってつまみに

ハタハタは、国内トップクラスの漁獲量を誇る鳥取県を代表する水産物の一つです。小ぶりながらも脂がのっており、煮ても焼いても美味しい魚で、干物にしてもその味は絶品です。ウロコがなく水洗いも簡単で食べやすいのが特徴です。鳥取県では「しろはた」とも呼ばれています。 鳥取県では、ハタハタを干物や刺身にもしますが、最も頻繁に作られるのは煮付けです。地元で「しろはた」と呼ぶのは、北海道などのハタハタとは別種であるとされ、特に脂ののった山陰のハタハタを珍重しています。...»

セコガニ

希少な松葉ガニのメス!濃厚な旨味と独特の食感が魅力

松葉ガニのオスの水揚げは毎年11月6日から3月下旬までの期間限定で、島根県、鳥取県、兵庫県、京都府などの山陰地方の漁港で行われます。代表的な漁港には境港(さかいみなと)、浜坂港(はまさか)、香住港(かすみ)、津居山港(城崎:きのさき)、柴山港(しばやま)、浅茂川港(あさもがわ)、間人港(たいざ)、宮津港(みやづ)、舞鶴港(まいづる)などがあります。 松葉ガニのメスであるセコガニは解禁時期も限られ漁獲量が少なく、小さく痛みやすいことから、長らく漁港近くの地元の人しか口にしないものでした。しかし、その卵と蟹味噌の持つ独特の食感やコクのある味わいはクセになると地元の人々に愛されています。 セコガ...»

大山ルビー

いいとこどりのブランド豚

おいしさに定評のあるパークシャー類の“黒豚”の雄と、県で造成したデュロック種の“大山赤ぶた”から生まれた品種である。“黒豚”の旨みや柔らかさ、“大山赤ぶた”の個体の大きさや産出数の多さ。両方の長所を兼ね備えているのが最大の特徴で、食味試験やレストランなどでの試作で高い評価を得ている。...»

鳥取県産 クロマグロ

全国トップクラスの水揚げ量

マグロは赤身魚の代表で、日本人が最も好む魚の一つですが、マグロにはホンマグロの名で知られるクロマグロ、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロ、ミナミマグロなどの種類があります。 キハダ、メバチ、ビンナガマグロはクロマグロに比べて小ぶりで、日本近海でよく獲れます。一方、クロマグロは近海の他、遠洋漁業でも多く獲れます。 マグロは縄文時代から食されていたとされ、江戸時代の中頃には塩をまぶした塩マグロが流通しました。その後、赤身を生食するようになり、現在では年間およそ45万トンものマグロが日本人に消費されています。...»

大谷酒造「純米吟醸 なかだれ」

本物の味をリーズナブルに味わえる鳥取県自慢の一本

明治5年(1872)に創業の大谷酒造。日本の滝百選に選ばれた「大山滝」などの美しい水の恵みを受け、酒造だけでなくかまぼこ、お菓子、牛乳、梨、牛肉などの製造業が盛んな琴浦町に酒蔵はあります。大山に育まれた地元のお米を中心に使用して大山の伏流水で仕込み、創業以来、爽やかな辛口の酒を造り続けています。 銘柄「鷹勇」は創業以来、150年以上の伝統を守り続けている酒蔵で作られた純米吟醸酒。人気が高い酒米、山田錦と玉栄を最良のバランスであわせて仕込み、旧式の酒槽で搾り、自然に流れ出る”なかだれ”と呼ばれる最良の部分だけをビンに詰めた「純米吟醸なかだれ」は、やさしくふくよかな口当たりとしっかりとした旨みが...»

大山Gビール

大山の麓で湧き出る伏流水を使って仕込んだ地ビール

鳥取県の国立公園大山の麓、標高300mの地に湧き上がる水は「平成の名水百選」にも選ばれたおいしい水。この名水を生かし、恵まれた自然の中、厳選された材料で丹念に作られた地ビールが、この大山Gビール。レギュラービールは4種類。すっきりとした爽快感、日本でもおなじみのタイプの「ピルスナー」、ホップによるフルーティな香味の「ペールエール」、苦みが弱く口当たりの良い白ビール「ヴァイツェン」、珈琲、チョコレートを思わせる香り、飲み応えのある黒ビール「スタウト」。醸造所にレストランが併設されているので味を堪能したい。...»

いもぼた(鳥取県)

生活の知恵から生まれた芋から作るもち

いもぼたは、さつまいもを使って作られる餅です。さつまいもの皮をむいて適当な大きさに切り、少し砂糖を入れてもち米と一緒に炊き、しゃもじやすりこぎで搗いて丸め、きな粉をまぶして作ります。正月のもちが余ったときには、いもともちを一緒に蒸して「いもぼた」にします。 現在では、色づけなどアレンジして三色いもぼたともいわれている。現在では、カラフルな「三色いもぼた」としてアレンジされることもあり、きな粉や青のり、あんこなどを使って色づけされています。 主な伝承地域:弓浜半島主な使用食材:さつまいも、もち米、あんこ...»

妖怪饅頭

謎の妖怪新聞の包装の中に、妖怪キャラクターが勢ぞろい

鳥取県のJR境港駅から延びる歩道は「水木しげるロード」と呼ばれており、水木しげる氏の作品に出てくる妖怪たちのブロンズ像が並ぶ一大観光スポット。そこで人気のおみやげが、妖怪キャラクターたちを二頭身にしたユニークな形をしたまんじゅう。鬼太郎、目玉おやじ、ねこ娘、ねずみ男の饅頭に、こしあん、チョコレート、カスタード 3つの味が楽しめる”妖怪饅頭”だ。コミカルな見た目とおいしさがウリの自慢のスイーツ。謎の妖怪新聞で包まれたパッケージの凝り具合にも注目だ。...»

白ウサギ フィナンシェ

おなじみ「因幡の白うさぎ」がフランスの焼き菓子”フィナンシェ”に変身

鳥取銘菓としておなじみの愛らしいうさぎの形の焼きまんじゅう「因幡の白うさぎ」の誕生40年を記念にして作られた洋菓子。愛らしいうさぎのフォルムは同じだけれど、こちらは贅沢なフランスの焼き菓子フィナンシェをオリジナルレシピで仕上げたもの。生地には芳醇な大山バターを使い、アーモンド風味のコクのある香ばしさが特長だ。外側はサクッと、内側はフィナンシェ特有のしっとり、ふんわりした口当たりで、そのおいしさは2011年モンドセレクション菓子部門13年連続(2011~2023)最高金賞受賞の実力。クーベルチュールチョコレートを使用し、香り高く、控えめな甘さのショコラ味「プレミアムショコラ」もある。福を呼ぶ神話...»

鬼もなか

愛くるしい鬼の顔も魅力!ローストしたくるみがおいしいサクサクもなか

創業以来60年、地元米子で愛され続けている餅屋「いけがみ 」。もち屋の和菓子として、お土産にするなら「鬼もなか」。名峰大山のふもと伯耆町に伝わる鬼伝説にちなんだもなかで、サクサクもなかに上品な甘さのあんが入って、香ばしいくるみがとても美味。材料にはこだわっており、、国内産のもち米を原料にした最中の皮、北海道の小豆を使った粒あんにローストしたくるみが絶妙にマッチ。まさに鬼に金棒のおいしさを生みだしている。鬼の怒った表情が愛くるしい。...»

妖菓目玉おやじ

インパクトのある妖菓。職人手作りのリアルにこだわった和菓子

境港のメイン通りは「水木しげる」ロードとしてゲゲゲの鬼太郎にちなんだブロンズ像などが並ぶ。その通り沿いでは、鬼太郎にちなんだ菓子も多く、中でも「妖怪食品研究所」で販売されている「妖菓目玉おやじ」はここでしか買えない菓子としてお土産に最適。鬼太郎に登場する「目玉おやじ」を直径4センチ原寸大でリアルに和菓子で再現した一品。刻んだ栗とこしあんを「ねりきり」で包み、赤、黒、白の瞳は「羊羹」、最後に寒天でコーティングしている。奇をてらった外見だけの菓子とは異なり、和菓子の老舗・彩雲堂によるベテラン職人手作りの高級和菓子だ。インパクトのある見た目で写真撮影でも人気。なお、この「妖菓目玉おやじ」は保存料を一...»

鳥取銘菓「因幡の白うさぎ」

黄身あんをしっとりやさしく包んだ焼きまんじゅう

出雲神話「因幡の白うさぎ」に登場する白うさぎをモチーフにした焼きまんじゅう。1952年に創業の「寿製菓」が製造する、地元で50年以上も親しまれてきた鳥取を代表する銘菓だ。福を呼ぶ神話『因幡の白兎』から生まれた焼きまんじゅうで、なんといっても愛らしいうさぎのフォルムが魅力。赤い目は赤大根から抽出した天然色素を使用。細かいところにも材料への気配りが感じられる。うさぎの生地には地元産の大山バターを使い、なめらかでしっとりとした仕上がりに。その生地と、黄身あんの上品な甘味と香ばしい焼き上がりがみごとに調和、思わずもうひとつ食べたくなるおいしさだ。神話の中で大国主命と八上姫の「縁」を結んだ白うさぎだ。...»

鬼太郎の好きなビーフカリー

鬼太郎ものを買うなら外せない全国人気のレトルトカレー

「ゲゲゲの鬼太郎」が好きで鳥取を訪ねる人も多いはず。原作者・水木しげるの故郷、境港をはじめ鳥取に鬼太郎関連グッズは山ほどあるが、特によく知られているのがこのカレー。テレビで「人気ご当地レトルトカレーランキング1位」として取り上げられ、売り切れ続出だったことも。鳥取和牛を使ったビーフカレーは、野菜の旨みがたっぷりの昔ながらのおいしさ。じっくりと煮込まれた柔らかな肉がごろごろ入っていて満足感もたっぷり味わえる。軽食というよりはディナーに食べたい本格カレーだ。子供でもOKの中辛口と辛口の2種類ある。...»

ととりこ黒豚

他とは全く違う豚肉と思わせるほどのこだわりのおいしさ

豚といえばスペインのイベリコ豚が有名だが、イベリコ同様、どんぐりを与えてきめ細やかな飼育管理をして育てられたのが「ととりこ豚」。ほのかに甘い脂とさっぱりした赤身が絶妙なおいしさだ。火に通すとジュワーと肉汁があふれだし、しっとりふわふわの食感に仕上がる。地元産のどんぐりで育った豚は、健康に良いとされるオレイン酸を多く含み、良質できめ細かい肉質に育つのが特長。年間100頭しか出荷されない希少品。...»

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