温泉の特徴
皆生温泉は、鳥取県米子市にある温泉です。弓ヶ浜の皆生海岸に面する東西1,000m、南北400mの範囲に大型ホテルを含む宿泊施設が集積し、その収容規模は約5,000人で山陰最大級です。近年は年間40万人前後が利用しており、鳥取県内の温泉では最も入湯客が多いです。
源泉は塩化物泉で、1900年に発見されました。高温で湧出量も多く、現在も多くの観光客が訪れます。
温泉街と歴史
温泉街は米子市街の北東部に位置し、高層ホテルや旅館が立ち並びます。白砂の美しい弓ヶ浜沿いにあり、夏季には「皆生温泉海遊ビーチ」が開かれます。温泉街は東に美保湾越しに大山を望み、「日本の朝日100選」に選定されています。
皆生温泉の歴史は1884年に遡り、1900年に本格的に温泉が発見されました。1921年には米子の実業家有本松太郎が都市計画を進め、温泉街が発展しました。戦後は団体客が多く訪れるようになり、現在の温泉街に成長しました。
また、皆生温泉はトライアスロン発祥の地としても知られ、毎年「全日本トライアスロン皆生大会」が開催されています。