マグロは赤身魚の代表で、日本人が最も好む魚の一つですが、マグロにはホンマグロの名で知られるクロマグロ、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロ、ミナミマグロなどの種類があります。
キハダ、メバチ、ビンナガマグロはクロマグロに比べて小ぶりで、日本近海でよく獲れます。一方、クロマグロは近海の他、遠洋漁業でも多く獲れます。
マグロは縄文時代から食されていたとされ、江戸時代の中頃には塩をまぶした塩マグロが流通しました。その後、赤身を生食するようになり、現在では年間およそ45万トンものマグロが日本人に消費されています。