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米子・大山・境港

Yonago, Daisen, Sakaiminato

米子、大山、境港の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

米子 大山 境港 観光ガイド

米子・大山・境港の観光・旅行 Info

米子エリア

米子城跡(米子市)

米子城跡は標高約90メートルの湊山公園内に位置し、「山陰随一の眺望」とも称される景色が楽しめます。天気の良い日には、大山や中海、日本海まで一望できます。

米子水鳥公園

渡り鳥の飛来地として知られる自然観察スポット。展望室からは四季折々の水鳥を観察でき、バードウォッチング好きにおすすめです。

皆生温泉(かいけおんせん)

日本海に面した温泉地で、夕景の美しさが魅力。海沿いの足湯や旅館が立ち並び、リゾート気分でのんびり過ごせます。海水浴と温泉を同時に楽しめるのも魅力の一つです。

大山エリア

大山(だいせん)

標高1,729メートルの中国地方最高峰。登山・ハイキングコースが整備されており、初心者から上級者まで楽しめます。春~秋は登山、冬はスキーが楽しめる四季折々のアクティビティが魅力です。

おすすめの立ち寄りスポット

鍵掛峠

紅葉と大山のダイナミックな姿を同時に楽しめる絶景スポット。写真愛好家にも人気で、特に秋のシーズンは絶景が広がります。

境港エリア

水木しげるロード

妖怪漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者水木しげるの故郷・境港にある人気の観光通り。全長約800メートルの道に177体以上の妖怪ブロンズ像が立ち並び、写真スポットとして大人気です。

関連施設

境港さかなセンター

日本海の新鮮な魚介が集まる市場。松葉ガニ、白イカ、のどぐろなど地元の旬をその場で楽しめる飲食店や土産店が並びます。

夢みなとタワー

港を見渡せる展望塔で、高さ43メートルの展望室からは日本海と大山の絶景が楽しめます。地域の物産展や文化展示も行われています。

米子・大山・境港のグルメガイド

名産品・特産物

松葉ガニ(冬の味覚の王様)

鳥取県が誇る冬の味覚「松葉ガニ」は、境港で水揚げされるズワイガニの雄。日本有数のカニの水揚げ量を誇り、特に「タグ付き」は極上品として知られています。11月から3月頃までが旬で、茹で、焼き、刺身、しゃぶしゃぶなど多彩に楽しめます。

白イカ

初夏から夏にかけて境港に水揚げされる白イカは、透き通るような見た目と甘みが特徴。刺身で食べるのが人気です。

大山乳製品

大山の自然で育った牛から搾った牛乳を使ったチーズ・ヨーグルト・ソフトクリームなどが絶品。特に「大山まきばみるくの里」の製品はお土産としても人気です。

大山ブロッコリー・白ネギ

寒暖差のある気候が育む甘みたっぷりのブロッコリーや白ネギも特産品として知られ、地元の道の駅や直売所で新鮮なものを購入できます。

ローカルフード・ご当地グルメ

牛骨ラーメン(米子市・琴浦町)

牛骨スープがベースのラーメンは、鳥取西部を中心に広まったご当地グルメ。醤油味がベースで、コクがあるのにあっさりとした味わいが特徴です。米子や境港のラーメン店で提供されています。

あご(飛魚)料理

日本海で多く水揚げされるあご(飛魚)を使った料理も名物。あごの出汁を使ったスープやラーメン、干物が人気です。

境港の海鮮丼

新鮮な地魚をたっぷり使った海鮮丼は、境港エリアの食事処で大人気。のどぐろやカニ、白イカなど豪華な盛り付けが魅力です。

とうふちくわ

豆腐と魚のすり身を合わせたヘルシーなちくわで、鳥取の名物。そのまま食べても美味しく、焼いたり揚げたりしても楽しめます。

人気のレストラン・飲食店

魚山亭(米子市)

地元の魚をふんだんに使った定食や刺身が人気。ランチタイムは混雑することもある人気店です。

大山まきばみるくの里(大山町)

牧場内のレストランで食べる乳製品を使った料理やソフトクリームが好評。大自然の中でゆっくりくつろげるスポットです。

海鮮市場かろいち(鳥取市)内「回転すし北海道 境港店」

境港の鮮魚を中心に提供する回転寿司店。新鮮さとボリュームで観光客にも評判です。

すなば珈琲 米子店

鳥取県を代表するユニークな喫茶店。「スタバがないなら、すなばがあるじゃないか」というキャッチコピーで有名。地元スイーツやブレンド珈琲を楽しめます。

お土産

因幡の白うさぎ(和菓子)

神話にちなんだ白うさぎの形をした焼きまんじゅうで、しっとりとした皮と白あんが特徴。お土産の定番として人気があります。

鬼太郎まんじゅう・妖怪せんべい

水木しげるロード周辺の土産店では、鬼太郎や目玉おやじをモチーフにしたお菓子やグッズが豊富。子どもにも喜ばれる可愛らしいパッケージが特徴です。

大山バターサンド

大山バターを使用した濃厚なクリームをサンドしたお菓子。甘さ控えめで、大人のティータイムにもぴったりです。

地酒(千代むすび酒造、久米桜酒造)

境港の千代むすび酒造、大山の久米桜酒造など、地酒の名店も豊富。試飲コーナーや限定品も要チェックです。

米子・大山・境港の季節の祭り・イベント

代表的な祭り・イベント

米子がいな祭(米子市)

米子市最大の夏祭りで、例年7月下旬に開催されます。「がいな」とは「大きい・豪快な」という意味の方言で、華やかなパレードや市民総踊り、打ち上げ花火が見どころです。地元住民による踊りの輪が街中を包み、訪れる人々も一緒に楽しむことができます。

大山夏山開き祭(大山町)

毎年6月の第1週の土日に開催される、大山の登山シーズンの幕開けを祝う神事。白装束の僧兵たちがたいまつを手に登山道を練り歩く「たいまつ行列」は、幻想的な光景として知られています。前夜祭では、音楽イベントや屋台も登場し、多くの観光客でにぎわいます。

境港水産まつり(境港市)

10月に開催される海の恵みに感謝する祭り。カニや魚などの海産物の販売、マグロの解体ショー、試食コーナーなどが人気です。境港ならではの新鮮な魚介類をリーズナブルに楽しめるイベントとして多くの来場者を集めます。

妖怪ジャズフェスティバル(境港市)

水木しげるロード沿いで開催されるユニークなイベント。妖怪の姿をしたパフォーマーや演奏家が登場し、妖怪文化と音楽が融合した一日が楽しめます。地元グルメの屋台も充実しています。

大山紅葉まつり(大山町)

10月中旬から11月上旬にかけて、大山周辺が美しい紅葉に包まれる時期に開催されるイベント。紅葉トレッキング、地元グルメの出店、コンサートなどが行われ、秋の自然と文化が融合した催しとして親しまれています。

季節ごとのイベントの特色

春:花と山のシーズン

大山では雪解けとともに新緑と高山植物の観賞が楽しめます。春祭りや桜まつりなども地域ごとに開催され、観光客で賑わいます。

夏:海と祭りのシーズン

日本海に面した境港では海水浴や海鮮グルメが最高潮の季節。米子がいな祭をはじめ、活気ある祭りが各地で行われます。

秋:紅葉と食の祭典

大山の紅葉は西日本有数の美しさ。地元の新米・キノコ・山菜・果物を楽しむグルメイベントも多く、食と自然の魅力を堪能できます。

冬:カニと雪景色

境港では松葉ガニのシーズンを迎え、各所でカニ料理イベントが開催。大山ではウィンタースポーツも盛んで、スキー・スノーボードの愛好者が集います。

地域の特徴的な文化・風習

妖怪文化(境港)

境港市は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげる氏の出身地。そのため水木しげるロードや妖怪をテーマにした商店街・グッズ・イベントが豊富です。通りには180体以上の妖怪ブロンズ像が並び、写真撮影スポットとして人気です。

修験道文化(大山)

大山は古くから修験道や山岳信仰の霊山とされ、僧兵や山伏の歴史が今なお語り継がれています。「夏山開き祭」や「大山寺」などにその影響が色濃く残っています。

方言と「がいな」文化(米子)

「がいな(=すごい・大きい)」という表現が地域に根づいており、イベントや店舗名などにもよく使われます。地元の人々の温かさや親しみやすさがあふれる文化です。

米子・大山・境港の気温・天候

年間を通じた気候の概要

鳥取県西部に位置する米子・大山・境港エリアは、日本海側特有の気候に属しており、四季が明瞭です。冬は雪が多く、夏は比較的蒸し暑くなります。海と山に挟まれた地形から、天候が変わりやすいのも特徴です。

春(3月〜5月)

気温と気候

春の初めは肌寒さが残りますが、4月に入ると穏やかな陽気が広がります。平均気温は10〜18℃程度で、日中は暖かく、朝晩はやや冷えます。

特徴

桜の名所である大山や湊山公園では4月初旬から中旬にかけて満開となり、多くの花見客が訪れます。風が強い日もあるため、羽織りものがあると安心です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と気候

梅雨入りは例年6月中旬で、平均気温は20〜25℃。湿度が高く、蒸し暑さを感じる日も増えてきます。

特徴

降水量が多くなるため、観光時は折りたたみ傘やレインコートがあると便利です。ただし、大山ではこの時期に見られる新緑の美しさが格別で、霧に包まれた幻想的な風景が魅力的です。

夏(7月下旬〜9月初旬)

気温と気候

夏は本格的に暑くなり、日中の気温は30℃を超える日もあります。ただし、大山山麓では涼しさが感じられ、避暑地として人気があります。

特徴

海に面した境港では海水浴やマリンレジャーが盛んになります。7月末〜8月にかけて台風の接近やゲリラ豪雨に注意が必要です。旅行計画は天気予報を確認しながら立てるのが安全です。

秋(9月〜11月)

気温と気候

平均気温は15〜25℃程度。9月はまだ暑さが残りますが、10月以降は一気に涼しくなり、朝晩は冷え込むようになります。

特徴

大山では10月中旬から11月上旬にかけて紅葉が見ごろを迎え、多くの観光客が訪れます。澄んだ空気の中でのトレッキングや温泉は格別です。秋は晴天が多く、旅行には最適なシーズンです。

冬(12月〜2月)

気温と気候

冬は平均気温が0〜8℃と寒さが厳しくなります。特に大山では多くの積雪があり、スキー場がオープンします。米子市内や境港でも雪が降る日があります。

特徴

大山ホワイトリゾートではスキーやスノーボードを楽しむ観光客が集まります。また、境港では松葉ガニ漁が解禁となり、冬の味覚を求めて訪れる人も増えます。積雪や凍結による交通の影響に注意が必要です。

雨や台風に関する注意点

雨の特徴

鳥取県西部は日本海側気候のため、秋から冬にかけては曇天や雨の日が多いのが特徴です。とくに11月〜1月は長雨が続く日もあります。

台風シーズン

7月〜9月は台風が接近する可能性があり、特に海岸部や大山周辺では強風・大雨・交通規制が発生することもあります。旅行中は気象情報に留意し、計画の柔軟性を持たせることが大切です。

米子・大山・境港へのアクセス

鉄道でのアクセス

JR山陰本線・伯備線の利用

米子駅は鳥取県西部の主要ターミナルであり、JR山陰本線伯備線が交差する交通の要所です。岡山方面からは特急「やくも」で乗り換えなし、約2時間30分で米子に到着します。

境港方面へは「境線」

米子駅からJR境線を利用すると、妖怪の町・境港まで直通で行くことができます。境線は、「ゲゲゲの鬼太郎」デザインの列車が走っており、旅の道中も楽しいひとときです。所要時間は約45分です。

飛行機でのアクセス

米子鬼太郎空港

米子鬼太郎空港(米子空港)は、東京(羽田空港)と大阪(伊丹空港)などとの直行便がある便利な空港です。羽田空港からの所要時間は約1時間20分です。空港からはバスやレンタカーで各地への移動が可能です。

空港から市内へのアクセス

空港から米子駅へは連絡バスで約30分。また、境港へはタクシーまたはレンタカーの利用が便利です。境港までは車で約20分です。

車でのアクセス

中国自動車道・米子自動車道の利用

車を利用する場合は、中国地方を貫く中国自動車道から米子自動車道に乗り継ぐことで、関西方面や岡山方面からのアクセスがスムーズです。大阪市内から米子までは約3時間30分〜4時間程度です。

山陰自動車道

山陰地域を横断する山陰自動車道は、鳥取市方面や出雲方面へのアクセスにも便利です。周辺観光をする場合の移動が効率的になります。

バスでのアクセス

高速バス

東京・大阪・広島など主要都市からの高速バスも充実しています。米子駅バスターミナルを発着地とする便が多く、深夜・早朝便もありリーズナブルな旅行が可能です。東京からは夜行バスで約11時間、大阪からは約4〜5時間です。

周辺主要都市からの所要時間まとめ

米子・大山・境港の移動手段

鉄道による移動

JR境線(米子駅〜境港駅)

JR境線は、米子駅から境港駅までを結ぶ路線で、観光客にも人気の「鬼太郎列車」が運行されています。所要時間は約45分で、水木しげるロードなどの観光に便利です。

特徴

車両は「鬼太郎」や「ねずみ男」などのキャラクターで装飾されており、列車そのものが観光名所の一つとも言えます。

路線バスによる移動

日ノ丸バス・日本交通バス

米子市内や大山方面には日ノ丸バス日本交通バスが運行しています。米子駅発着が中心で、大山寺や植田正治写真美術館、米子鬼太郎空港などにもアクセス可能です。

おすすめ路線

観光循環バス・レンタサイクル

観光バス「鬼太郎号」など

境港では、観光循環バス「鬼太郎号」が運行されており、水木しげる記念館や境港周辺の観光地を効率的に巡ることができます。リーズナブルな料金で、観光マップも配布されています。

レンタサイクルの利用

境港市や米子市では、レンタサイクルのサービスがあり、観光案内所や駅前で借りることが可能です。水木しげるロードや港町の雰囲気を楽しむには自転車が最適です。

タクシーとレンタカー

タクシー利用

短距離の移動や荷物が多い場合はタクシーが便利です。米子駅、境港駅、空港などには常時待機のタクシーがあり、観光地巡りや送迎にも利用できます。

レンタカーの活用

米子鬼太郎空港や米子駅周辺には多くのレンタカー店舗があり、大山エリアや鳥取県中部・西部を巡るには非常に便利です。特に、大山の山岳地帯や秘湯を訪れる際には車の利用が推奨されます。

主要レンタカー会社

米子・大山・境港の観光コース

1日目:米子市内と皆生温泉を楽しむコース

午前:米子城跡と城下町を散策

米子城跡は標高90mほどの山に築かれた山城で、展望台からは米子市街や中海、大山を一望できます。城山公園として整備され、ハイキングにも最適です。麓には武家屋敷跡や歴史資料館も点在し、米子の歴史を感じられます。

午後:皆生温泉と海辺のグルメ

皆生温泉(かいけおんせん)は日本海に面した人気の温泉地。美肌効果のある塩化物泉が特徴で、日帰り入浴施設や老舗旅館が揃います。海鮮丼カニ料理を堪能できる海辺のレストランも豊富です。

おすすめ立ち寄りスポット

2日目:大山の自然と信仰を体感するコース

午前:大山寺と大神山神社奥宮の参拝

大山寺は奈良時代に創建された古刹で、登山口に位置します。参道の石畳を進むと、大神山神社奥宮が荘厳な姿を現し、神仏習合の信仰文化に触れることができます。

午後:大山まきばみるくの里と大山環状道路ドライブ

まきばみるくの里では、大山のふもとの雄大な風景とともに搾りたて牛乳のソフトクリームを楽しめます。その後は、大山環状道路をドライブして四季折々の自然を堪能しましょう。

おすすめ立ち寄りスポット

3日目:境港で妖怪の世界と港町の風情を楽しむコース

午前:水木しげるロードで妖怪探訪

水木しげるロードは境港駅前から続く約800mの商店街。ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターをかたどったブロンズ像やショップが並び、観光客で賑わいます。水木しげる記念館も必見です。

午後:境港の海産市場とグルメ

境港さかなセンターでは新鮮な魚介類やカニを販売しており、その場で食べられる店舗も多数。お土産購入にも最適です。地元産の紅ズワイガニ白イカは絶品です。

おすすめ立ち寄りスポット

特別プラン:時間があれば訪れたい周辺スポット

植田正治写真美術館(伯耆町)

世界的写真家・植田正治の作品を展示。背景に大山が見えるフォトジェニックなロケーションが魅力です。

とっとり花回廊

日本最大級のフラワーパーク。四季の花々と大山の景観が見事に調和した観光スポットです。

弓ヶ浜サイクリングロード

米子から境港へ続く弓ヶ浜半島の海岸線に整備されたサイクリングロードは、自然と海風を感じながら快適に移動できます。

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