明治13年創業の石谷精華堂(本社:鳥取県倉吉市)が製造・販売している「打吹公園だんご」は、白餡、小豆餡、抹茶餡の三種類の餡で包まれた餅を串に刺した鳥取県の銘菓です。その名は、明治40年に初代・石谷すまが打吹公園にて皇太子行啓の際に三色のおだんごを献上したことに由来しています。
地元鳥取のもち米粉に砂糖と水飴を加え、じっくり時間をかけて練り上げた餅に、豆皮を取り除いて作った口当たりの優しい餡を包んだこのおだんごは、添加物を一切使用しないため日持ちは3日間。しかし、その高い品質は国内の数々の菓子博で受賞し、海外でも紹介されるほどの人気を誇る銘菓です。