山陰地方では、昔から祝い事があると家紋の入った大風呂敷に祝いの品を包むという風習があり、それをモチーフにした菓子が宝製菓の“山陰の味 大風呂敷”だ。風呂敷に見立てた包装がユニークでインパクトがあることから、おみやげ品として人気がある菓子だ。鳥取県産の良質の餅米を使ったやわらかなきな粉餅に、鳥取名産の二十世紀梨で作った特製の爽やかな蜜をかけて食べると、きな粉と蜜が意外な仲の良さを発揮し、素朴ながらも贅沢な甘みが堪能できる。梨みつは梨の果肉のような透き通るさわやかな白色で、果肉入りピューレが入り、フルーティーでさっぱりとした味。きなこもちは3個で1セット。少し大きめのひと口サイズになっているので食べ応えも十分だ。