通常の牡蠣は秋から早春が旬ですが、岩牡蠣は夏が旬のため、夏カキとも呼ばれ、夏の代表的な海鮮食材として人気があります。岩牡蠣は天然物が多く、養殖は少ないのが特徴です。天然のものは、内湾の塩分の少ないところに生息します。
鳥取で採れる天然岩牡蠣の中で、殻の長さが13cm以上で平がたの形のものは「夏輝(なつき)」というブランド名で販売されています。大きいものでは長さ20cm、重さ1kgにも達し、素潜り漁などで採られた天然ものです。岩のような大きな殻と濃厚な味わいが特徴で、口当たりは滑らかです。ぷっくらと膨らんだ身にはミネラルやビタミン類が豊富で、栄養価も高いです。
岩牡蠣は何と言っても生食がおすすめです。氷で冷やした容器に入れ、レモンやスダチを搾って食べると絶品です。また、軽くあぶってレモンで食べても美味しいです。
旬: 5月、6月、7月、8月