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鳥取県産 アカガレイ

(とっとりけんさん 赤ガレイ)

煮つけや唐揚げ、ムニエルなど惣菜に適した魚

鳥取では、アカガレイの煮付けや唐揚げがごく当たり前に食卓にのぼる冬場の家庭の味です。鮮度が良ければ刺身にしても非常に美味しいですが、鮮度が落ちやすいため、首都圏などで食べるのは難しいです。

アカガレイの漁期は9月から5月までで、特に冬場が脂がのる旬の時期です。名前の由来となっている腹側の赤い模様は、美味しさの目安であり、くっきりとしているほど新鮮なものとされます。白身は淡白でくせがなく、ふっくらとした食感があります。

特に産卵前の子持ちのメスは高価で、適度な脂がのり、鳥取県では煮付けなどで食卓に上ることがよくあります。湯がいた卵をほぐし、細切りにした刺身にまぶす県東部の伝統料理「子まぶり」は、まさに旬の滋味といえます。

地元では「マガレイ」とも呼ばれ、身近な魚です。皮にあるカレイ特有の臭みが薄く、カレイのなかでも惣菜魚として人気が高いです。栄養面では、たんぱく質が豊富で脂質が少なく、低カロリー。ビタミンB1、B2、Dが豊富であり、さらにコラーゲンも含まれています。

旬:10月~2月

アカガレイの子まぶり

子持ちガレイの卵を使った料理で、これをカレイの刺身にまぶしています。濃厚でコクのある卵が淡泊な白身を引き立て、ごはんのおかずや酒のつまみとして人気があります。この料理は、「フナの子まぶり」が伝わって発祥したと言われています。

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名称
鳥取県産 アカガレイ
(とっとりけんさん 赤ガレイ)

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